即席麺やパスタ生地、パン生地など、ねばり気が多いものを扱う工場のシュートでよく見かけられる樹脂テープや樹脂コーティング。
「テープが剥がれて、食品に混入したら大問題です。なにか安心できる処理はないでしょうか?」というお問い合わせをよくいただきます。
マイクロディンプル処理®は、表面形状を変えるものなので、シュートやガイドに何も塗布しません。コーティングではないので剥がれる心配はありません。
マイクロディンプル処理®は、
表面形状を変えるだけなので剥がれるものはない。
飴を扱う工場から「シュート内で飴がとまって、後続の飴とぶつかり、割れてしまうことがあります。欠けた飴など不良品を除くことができればよいのですが、そのまま袋に入ってしまって、お客様からのクレームが心配」という相談がありました。
マイクロディンプル処理®により、「商品の流れがスムーズになり、破損が劇的に少なくなりました!」と喜んでいただけました。
他にも、グミ工場で「滑りがわるく周りにまぶしているシュガーが取れてしまう」、スナック菓子の工場で「お菓子がぶつかって破損するため、粉々のカスがドバっと袋に入った商品ができてしまう」というトラブルも解消しました。
マイクロディンプル処理®なら、
「定量充填」が可能になるので破損の恐れを軽減できる。
大きな凹凸により、滑りをよくするエンボス加工。これも接触面積を減らして滑りをよくするものですが、商品が柔らかい場合は「谷の部分にカスが溜まり、滑りがわるくなった」という相談を受けることがあります。
エンボス加工に、更にマイクロディンプル処理®をすることで滑りが良くなります。ご飯のしゃもじも同様に、大きな凹凸にさらに小さな凹凸があります。原理はこれと同じ。エンボスの大きな凹凸と、細かいマイクロディンプルを組み合わせることで付着抑制し、滑りがよくなるのです。 加えて、谷部分にカスが溜まりにくくなるという効果もあります。
また、エンボス加工は複雑な形状のシュートで作れないものがあったり、コストも高いという問題点があります。マイクロディンプル処理®は、すでにできあがっているシュートに対して、後から加工できるので、さまざまな形に対応できるのも強み。エンボス加工にマイクロディンプル処理®をすることでさらに滑りを良くすることや、エンボス加工の代わりとしてマイクロディンプル処理®を活用されているお客さまも多くいらっしゃいます。
マイクロディンプル処理®とエンボス加工のタッグで
円滑に商品を流します。
ペットボトルや箱ものなどを扱う工場で相談が多いのが「ガイドの構造上、いつも同じところで商品が倒れます。ブザーが鳴ってその都度、従業員が直しにいきますが、その間にラインが停止。小さなロスですが面倒ですし、どうにかなりませんか?」というお悩み。このちょこちょこ停止する、通称「ちょこ停」も多くの工場で問題になっています。
マイクロディンプル処理®で表面を加工することで、商品が途中で倒れる回数が大幅に減ったという声をいただいております。「生産ラインを安定化」することで「生産性の向上」や「人手不足解消」の役にたっていると評価をいただきました。
マイクロディンプル処理®なら、
ものが倒れる回数が激減し、安定供給が可能に。
これまでコーティングでは不可能だったことをマイクロディンプル処理®が可能にしました。
それにより「食品ロス」、「人手不足」、「生産性の低下」の問題点を解消致します。
マイクロディンプル処理®にかかる費用の目安は以下となります。他の処理方法とぜひ比較してご検討ください。
部品名 | 価格 |
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シュート | 5,000円~ |
ガイド | 3,000円~ |
【備考】あくまでも参考価格です。サイズにより異なります。詳しくはお問い合わせください。