小麦粉を網でふるうのに目詰まりしてしまう、という相談が多くなっています。「直径1mの網が目詰まりして、上からさらに粉がきて、おしくらまんじゅう状態。対処としては、大きなヘラ(スクレーパー)で人の手で漉すのですが、時間もかかるし不経済です」。
マイクロディンプル処理®により付着抑制したことで、これまで1トンの粉を落とすのに1時間かかっていたが、37分まで短縮され、目詰まりもしなくなりました。
粉が落ちないのは致命的ですよね。「原料を変えざるをえない……」、「品質が変わってしまうけれど網目を大きくするしかない……」という悩みも、マイクロディンプル処理®により解決できます。
時間短縮による生産性向上はもちろん、人手不足解消にも役立つはずです。
マイクロディンプル処理®は、
付着抑制によって目詰まりせず大幅な時間短縮ができる
網の粉づまりを解消する方法としてタッピングボールを使います。ボールの振動により粉を落とすものですが、このタッピングボールは樹脂でできているので剥がれたら異物混入につながります。また、網の耐久性も落ちます。
砂糖工場ではタッピングボールの剥がれが不安であることに加え、ボールと網の接地面で砂糖が固まってしまい、商品の袋の中にダマになって入ってしまう場合がある、とのこと。
マイクロディンプル処理®により、タッピングボールを使わなくても砂糖が落ちるようになりました。そのため、異物混入の不安や砂糖のダマの問題を解消できたと喜んでいただけました。
マイクロディンプル処理®なら、
タッピングボールが必要なく異物混入の不安を解消!
網に小麦粉などが張り付くとなかなか取れないもの。さらに固まってしまった場合は水洗いしかありません。ただ、ラインから外して、洗浄し、乾かし、戻すという作業は手間ですよね。さらに「水で洗うとカビが発生する可能性があるので怖い」という声も。
マイクロディンプル処理®により、粉を付着抑制するのでエアブローで粉が簡単に飛んでいくようになります。「洗う作業は当たり前だと思っていましたが、こんな処理があったんですね……」と喜んでいただきました。
マイクロディンプル処理®によって、
張り付いた粉はエアブローで簡単に掃除。
網やふるいは、ソースなどの液体を扱う工場でもゴミなどを取り除く異物対策として用いられます。「網目が細かいのですが、マイクロディンプル処理®は効果がありますか?」という問いに対して、答えは「非常に効果的です」。
細かい網目に液体を流す場合、表面張力により液体が網との接地面に対して盛り上がりなかなか落ちないものですが、マイクロディンプル処理®で水分を吸収する「親水面」にすることで、スムーズに液体が流れていきます。過去の事例では、すべての液体をこすのに従来かかっていた時間の1/3になったという報告もいただいております。
マイクロディンプル処理®なら、
液体に対して従来の1/3という短時間で完了!
これまでコーティングでは不可能だったことをマイクロディンプル処理®が可能にしました。
それにより「食品ロス」、「人手不足」、「生産性の低下」の問題点を解消致します。
マイクロディンプル処理®にかかる費用の目安は以下となります。他の処理方法とぜひ比較してご検討ください。
部品名 | 価格 |
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ふるい | 10,000円~ |
【備考】あくまでも参考価格です。サイズにより異なります。詳しくはお問い合わせください。