今回は表面処理の下地の話
バイク用ロッカーアーム&シャフト
左はWPC処理済みで右が未処理
ただスリッパー面をみてちょうだい!
こちらのお客様、恐らく下地にバフを掛けてますね
これ実はとても良い事なんです
きれいな下地にはきれいなWPC処理が乗る!!
そんなきれいな下地を一度荒して・・・
WPC処理後凸凹表面の凸部を少々ならします
これでなだらかなディンプルが形成されます
今回のご依頼は更にハイパーモリショットまでなので
右の様な仕上がりになります
きれいな下地の上に最適形状のディンプル
そしてハイパーモリショットによる究極のすべり性
スリッパー面、シャフト穴、シャフトに同様の処理
特にOIL環境に厳しい箇所ならなおさらです
焼付き痕、虫食いの下地にも一定の効果は
得られますが、最高のパフォーマンスを求めるなら
下地の作り込みが非常に大事!
もしお手元にバフがあるなら+プラス青棒で
磨いてから発送してみて下さい
良い効果と愛着が更に増しますヨ!!
カム(カム山、ジャーナル)、ロッカーアーム、
バルブリフターあたり・・・磨いてみてね!