ショップさんでは秘密のひと手間
プライベーターさんならお楽しみのひと手間
そう!ピストンやコンロッドのバリ取り&重量合わせ
リューターやヤスリでおこなう手作業が
「俺!こだわりのチューニングしているぜ!」
感が出ていて結構悦に入る人も多いとか(笑)
スカートの裏側とか
ピストンピン周辺のリブ周りとか
少しでも軽く、少しでもひっかかり(バリによる)無く
なる様にひたすら削ると思いますが・・・
その後ってどうしてます?
ペーパーならまだしも、リューターでの加工は
マイクロクラックの巣窟となっており
さらにはその加工部分には引張りの応力が掛かっています
(外側に広がろうとする力です)
ピストンやコンロッド以外でも追加工をすると
必ずこの引張りの応力が掛かり破損の原因にもなるのです
対策として・・・
やはりWPC処理で追加加工部のマイクロクラックを極力無くし
更に圧縮側の応力を入れてあげる事が大事なのです
(これを圧縮残留応力と言います)
今回はピストンの事例となりますが、お楽しみの追加工後は
この「圧縮残留応力」を入れて、しっかり強化する事をお勧めします!
圧縮残留応力マシマシで心配無用のピストンがこちら!