垂直に伸びるリアウイングが付いている車のアレ

2024年04月05日

E-L31E5 ランチアデルタ 

インテグラーレ エボルツィオーネ

ダウンホースを得るために付いている

リアウイングは、むしろ走行抵抗になるのでは?

と思わせるぐらい垂直に立ってます

潔い角度がGoodです

そんなエボのピストン

やはり一昔前の車なのでピストンも肉厚でゴツイ

なのにスカート部にはモリブデンコートが施されています

結構はがれてしまってますが純正なのかな?

当社に持ち込まれたピストンは一部例外(ポルシェ純正樹脂コート品)

を除いて、まずは下地まで丸裸にされます(WPC処理で)

これでWPC処理は完成!結構綺麗になるでしょ?

で、この上にハイパーモリブデンショットを打ち込む訳です

怪しい紫色でしょ?

モリブデンコートとモリブデンショット(ハイパー含む)の差は

モリブデンコート:磨耗したらそのまま排出される

モリブデンショット:磨耗しながらシリンダ-側にも移行して長期にわたり

          しゅう動性が継続される

また、コート品はバインダーが添加されている為、

二硫化モリブデンが希釈されてしまうが、

ショットは高純度の二硫化モリブデンを直接基材に打ち込むので

潤滑性能が高いなどのメリットもあります

今回はこのピストンとピン、リフターにクランクシャフトと

ポイントを押さえた施工依頼でした

WPC処理はしっかり仕上がってます!

もう少々お待ち下さい

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