E-L31E5 ランチアデルタ
インテグラーレ エボルツィオーネ
ダウンホースを得るために付いている
リアウイングは、むしろ走行抵抗になるのでは?
と思わせるぐらい垂直に立ってます
潔い角度がGoodです
そんなエボのピストン
やはり一昔前の車なのでピストンも肉厚でゴツイ
なのにスカート部にはモリブデンコートが施されています
結構はがれてしまってますが純正なのかな?
当社に持ち込まれたピストンは一部例外(ポルシェ純正樹脂コート品)
を除いて、まずは下地まで丸裸にされます(WPC処理で)
これでWPC処理は完成!結構綺麗になるでしょ?
で、この上にハイパーモリブデンショットを打ち込む訳です
怪しい紫色でしょ?
モリブデンコートとモリブデンショット(ハイパー含む)の差は
モリブデンコート:磨耗したらそのまま排出される
モリブデンショット:磨耗しながらシリンダ-側にも移行して長期にわたり
しゅう動性が継続される
また、コート品はバインダーが添加されている為、
二硫化モリブデンが希釈されてしまうが、
ショットは高純度の二硫化モリブデンを直接基材に打ち込むので
潤滑性能が高いなどのメリットもあります
今回はこのピストンとピン、リフターにクランクシャフトと
ポイントを押さえた施工依頼でした
WPC処理はしっかり仕上がってます!
もう少々お待ち下さい