R35 GT-R(VR38DETT)の純正クランクシャフト
上と下の写真違いがわかります?
ジャーナル部を拡大すると・・・
ともに上が脱脂/洗浄後で
下が脱脂/洗浄+3Dラッピング後の表面状態
しゅう動痕も目立たなくなってます
ビカビカでしょ?
もちろん寸法変化も無い状態
これからこのクランクシャフトはDLCコーティングを成膜します
成膜ノウハウもあるので詳細は・・・ですが
DLCコーティングを行うクランクシャフトは
3Dラッピング→WPC処理の順で進んでいきます
こうする事でアーキングと呼ばれる異常放電リスクが激減します
ちなみにWPC処理のみの場合はWPC処理後に3Dラッピングとなります
WPC処理が先か3Dラッピングが先か・・・
最終工程でどうするか?で当社では加工順序の最適化をはかっています
どっちにしてもWPC処理をしておけば
こんな悲劇は予防できるでしょう
WPC処理のメリットは耐摩耗性向上、しゅう動性向上、疲労強度向上などなど
これにDLCを施工して更にしゅう動性向上や膜の効果で耐摩耗性がもう一段上がります
パワーを上げて行くなら上げて行くならWPC処理や+DLCコーティング必須ですよ!!