こんな流れで進んでいきます

2023年12月15日

SR用ロッカーアーム

そう、ハードな使い方でバックリ割れる

あのSR用のロッカーアームのWPC処理施工

プロセスを少しばかり紹介してみます

まずはエンジンから外して綺麗に脱脂

WPC処理に油分は大敵です

で、第一工程、全体を一皮むきます

オイル焼けの痕などきれいさっぱり!

ただこの段階ではスリッパー面はまだ表面が粗い状態・・・

次に割れ対策として圧縮残留応力を忖度無くぶち込みます!!

その後に、全体を準仕上げショットでならします

スリッパー面の光沢に変化が出ているのがわかります

最終仕上げは3Dラッピング

スリッパー面はディンプルが形成されつつ初期のアタリが出ている状態

工程順に並べると・・・

裏側も

こんな流れでWPC処理は進んでいきます

使用メディア、対象物との距離、ショット時間、圧力などノウハウは多数で

同業者でも簡単には真似ができません!(なのでちょっと紹介してみました)

そしてお客様の採用後の「良好!!」と言う声から作業標準として

「割れにくく、しゅう動性の高いロッカーアーム」が完成します

既にSRエンジン自体は廃盤ですが、今だ人気の名機です

ブン回すならお勧めの処理ですよ!

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