初期なじみ・・・
じつは非常に大事な事なのです
一般的な使い方を前提に考えるなら
初期なじみをしっかり付ける事で、
滑らかな動き、その先の長寿命がある意味約束されます
今回はMINI用リフターのお話
これ新品ですが既に化成処理がされています
(パルホス、パーカー処理とも言います)
防錆効果やしゅう動部潤滑を助け、初期なじみ性も向上します
これだけでも十分ですが、やはり当社お客様!
最強のすべりと初期なじみを求め・・・
+ハイパーモリブデンショットで完全武装
*以下ハイパー
弊社でWPC処理を施すほとんどの中古リフターやロッカーアーム
(スリッパー面)はカジリ痕、焼付き痕、虫食いなどなにかしらの
損傷を受けています
まあ、OIL環境としても非常に厳しい部分なので致し方ないかと・・・
OHの際、化成処理やWPC処理などひと手間加えた部品は
再度開けた時の状態が非常に良いとか
今回のMINI用リフターは鋳物+化成処理+WPC処理(ハイパー)で
リフターに付着しているハイパーがしゅう動時にリフターホールや
カムと接する部分で擦れ、相手部品に移行したり戻ったりを繰り返す為
長期に渡り滑らかな動きとなります
ハイパーのおかげで新品からの初期なじみ性も更に向上するので
結果長寿命となります
現在の車は「ならし」不要と言いますが、それはやらなくても大丈夫と言う意味で
本来はやった方が良いのです
旧車ならなおさら!!
折角のOH、初期なじみをしっかり出してエンジンを育てるのも一考かと思いますヨ!
ちなみにこの初期名なじみの考え方、エンジン部品以外(ギアなど)も当てはまります