たまには切削工具(チップ)のお話
機械加工ではチップ、エンドミルなどなど沢山の工具が使われています
今回はチップへWPC処理の依頼(200ヶ)
一番の効果はチッピングの抑制と耐摩耗性の向上
刃物にWPC処理?(刃が丸まってしまうのでは??)
こう言った工具の交換時期は・・・
1 新品下ろしたてでチッピングを起こす→残念!
2 天寿を全う(最後まで完走)
3 加工時のエラー(なにかしらの異常時)
あたりかと・・・
一番チップとして安定した切削が出来るのは、一定の加工が済んだ
いわゆる「当たり」が出た所なのです
WPC処理で余計なバリの除去、初期のチッピング抑制を行い、
「当たり」の出た状態を作り上げる事で、最初から安定した切削加工が可能になります
コーティングが施されているチップにも施工可能です
消耗品として駄目になったらどんどん交換するも良し!
WPC処理の様な表面処理を取り入れるもまた良し!
こんな使い方もあります!って紹介でした